マンションをリフォームする
前に知っておきたい!

リフォームでどこまでできる?マンション編

ここが知りたい #01リフォームで、これはできるorできない

  • キッチンやトイレなど
    設備の新設・交換

    キッチンやトイレ、システムバスなどの設備の交換はできるが、配管の位置によっては希望の場所への新設ができないことも。

  • コンセントの増設

    増設は可能だが、使用できる総容量に注意を。

  • 間取りの変更

    間取りの変更は可能だが、構造や工法によって制約がある場合も。

  • 水回りの移動

    床下の配管部分にゆとりがあれば、移動や増設が可能に。

  • バリアフリーや
    エコ設備の導入

    段差の解消や手すりの取り付け、節水型トイレなどの設備導入は可能だが、太陽光発電など大型機器の導入は難しいことが多い。

  • ベランダの改造

    マンションのベランダは避難経路となり、共用部分と見なされているため、改造は基本的にむずかしい。

  • パイプスペースの移動

    排水管や給水管などが納められているパイプスペースは共用部分となるため、移動することは禁止されている。

  • 玄関ドアの交換

    玄関ドアの外側は共用となるため、ドア本体の交換は難しい。ただ、内側は専有部分になるため、色の変更などのリフォームはできることが多い。

注意POINT

マンションでの注意ポイントは、リフォームが可能な「専有部分」と不可な「共用部分」があること。そのほか、管理規約で決められた独自ルールが設けられている場合も。

ここが知りたい #02構造・工法で
間取りの自由度に
差がある

広々としたリビングにしたり、ワークスペースを
つくるなど、
間取りの変更がどこまでできるのか、
構造や工法での違いをチェックしておきましょう。

  • 中高層や超高層マンションに多い
    ラーメン構造

    ラーメン構造<

    柱や梁で建物を支える構造で、建物の隅に柱の凹凸があるのが特徴。間取り変更の自由度が高い。

  • 5階までの中低層マンションに多い
    壁式工法

    壁式工法

    壁と床で建物を支える工法で、構造壁などの移動に制約があるため、間取りの自由度はやや低い。

* 記載内容は一般的な目安であり、お住まいにより諸条件が異なります。詳しくはリフォーム会社でご相談ください。