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物件情報

築年数 築53年(リノベーション済み)
建物のタイプ マンション
家族構成 ご夫婦+猫1匹
お住まいの市 神戸市

施工情報

施工費用 950万円
施工期間 約60日
施工場所 全面リフォーム
施工会社 株式会社ナサホーム
リノベーション済みマンションを
お気に入りのテイストにリフォーム

リノベーション済みのマンションを購入した施主様。そのまま住んでも問題ない物件でしたが、あえてリフォームをすることに決めて来店されました。

新たな暮らしに向けて、インテリアに強いこだわりを持った施主様のイメージを具現化したリフォーム事例を紹介します。細部にわたり好みのテイストに仕上げたなかでも、バーカウンターのような雰囲気のキッチンは特に注目です。

担当

ナサホーム
営業担当

さん

インタビュアー

・整理収納アドバイザー
・住宅収納スペシャリスト
・ルームスタイリストプロ

藤野さん

リノベーション済みですぐ住める状態の
マンションをあえてリフォームした理由
Before Before

リノベーション済みですぐ住める状態の部屋

藤野さん

リノベーション済みのマンションをあえてリフォームされたと聞きました。リフォーム後の部屋を見ると、かなりインテリアにこだわりがある印象です。ヒアリングしていくなかで、どのようにしてイメージを具体化していきましたか?

仲さん

施主様とはフィーリングが合ったといいますか、好みが似ていたんです。そういった意味では提案しやすかったと思います。

インスタグラムの投稿を見て「こんなイメージにしたい」「このデザインが好き」と希望を話していただく形で進めていきました。
リノベーションされたマンションを購入後に、さらにお金を出してリフォームするくらいですから、かなり強いこだわりをお持ちだったのは確かです。

藤野さん

では、リフォームの際の施主様からの具体的な要望を教えてください。

仲さん

インテリアはもちろんのこと、間取りや収納についてもたくさんの要望がありました。

  • キッチンは独立型から対面式にしたい
  • リビングと隣接している寝室兼書斎には室内窓を設ける
  • 玄関すぐの部屋をなくし、大容量のウォークスルーの収納にする
  • 趣味のロードバイクのメンテナンスもできる土間仕様のシューズインクローゼットをつくる
  • サービスルームをゲストルームにしたい
  • 全体的にコンクリート打ちっぱなしのイメージ
独立型キッチンから対面式にして
バーカウンターを再現

リフォーム前の独立型キッチン

リフォーム後のダイニング・キッチン

藤野さん

キッチンは独立型から対面式のフラットなタイプになりましたね。

仲さん

ご夫婦ともにお酒が好きで、バーカウンターをイメージしたキッチンにしたいとのことでした。そうなると、やはり対面式のキッチンにしなければなりません。そこで、キッチンの向きを90度変え、ハイカウンターを設置してバーに見立ててつくりました。
サイドにはお酒やグラスなどを飾れるガラス棚を造作し、さらにバーの雰囲気を醸し出しています。

藤野さん

照明や家具のセンスも良くて、おしゃれなバーにしか見えません。
背面には腰高の収納棚と高さのあるパントリーがあるので、収納力も十分ありますね。
生活感のあるキッチン用品は「隠す収納」に、インテリア的におしゃれなモノはガラス棚や背面の造作棚で「見せる収納」にして、メリハリがあって素敵だと思いました。

仲さん

そうですね。生活感を出さないように心がけました。
キッチンは、施主様と話し合いながら、かなりこだわり抜いた箇所です。理想通りに仕上がったと、とても満足いただいています。

部屋全体を
インダストリアルテイストに統一

白を基調にしたオーソドックスなリビング

インダストリアルテイストの個性的なリビングに変身!

藤野さん

リビングを始めとして、部屋全体がコンクリート打ちっぱなしになっています。デザイン的にはインダストリアルテイストで、こだわりのある個性的な部屋だと思うのですが、冬場は寒くないんでしょうか?

仲さん

実は、コンクリート打ちっぱなし風の壁紙なんです。だから、断熱面での問題はありません。

藤野さん

なんと!壁紙だったんですね。コンクリートが剥き出しになっているようにしか見えませんでした。

仲さん

最初は一面だけコンクリート風の壁紙にする予定だったんです。それが打ち合わせをしていくうちにほかの面や天井もコンクリート風の壁紙にしたいとおっしゃいまして...。それくらい、インテリアテイストにはこだわりのあるご夫婦でした。天井までコンクリート風の壁紙にしてしまうと建築的に不自然なので、別のデザインを提案しましたが、最終的にLDKと玄関まわりの壁紙はほぼすべてコンクリート風になりました。

施主様は、グレー×茶色(木)×黒のイメージカラーにグリーンを組み合わせたインテリアにしたいと考えておられたので、コンクリート風のデザインは外せないポイントだったんです。

また、施主様はグリーンが趣味でいろいろ勉強されていたので、グリーンも欠かせない要素でした。そこで、グリーンをインテリアとして吊るせるようにピクチャーレールを設置しています。グリーンを置くと床や家具の茶色ともピッタリで、イメージ通りの仕上がりになりました。

藤野さん

とてもおしゃれで、施主様のセンスの良さがうかがえます。寝室とリビングをつなぐ室内窓もかなり特徴的ですね。

仲さん

はい、室内窓を設置することで圧迫感をなくしています。リビングが広々して見えますし、寝室に取り付けたワークカウンターからテレビを見ることも可能です。

ロールスクリーンを取り付けてあるので、プライベートにも配慮しています。

最初はソファ側の室内窓だけの予定でしたが、施主様がつながりのある空間にしたいとのことで、キッチン側にも室内窓を設置しました。

使うモノが使う場所に収納できる
ウォークインクローゼットと土間収納

生活動線の利便性を意識した玄関まわりの収納

藤野さん

それでは、玄関まわりについてもお聞かせください。
一般的にマンションの玄関は狭く、自転車などを置くスペースを確保するのに困っている方が多いんです。
そんな玄関まわりをリフォームによって、シューズインクローゼットを兼ねた土間とウォークインクローゼット(WIC)が通り抜け可能な空間をつくっていますね。ここはとても便利だろうなと思いました。

仲さん

施主様は自転車が趣味で、ロードバイクのメンテナンスができるスペースがほしいと希望されていました。
ですが、最初の時点では、まだどういった仕上がりにするのかは漠然としていたんです。そこで、どんなモノをどれくらい収納するか、自転車の整備をするかどうかなど細かいところまで話し合いながら形にしていきました。

たとえば、自転車のメンテナンスをしたいという話だったので床面はタイル張りにしました。棚板については、あえて無骨な感じの板を使いましょうといった感じで決めています。

藤野さん

施主様と綿密な打ち合わせを重ねて、理想のイメージに近づけていったんですね。仕上がりを見ても、非常におしゃれでこだわりを感じます。

仲さん

施工期間よりも打ち合わせ期間のほうが長かったかもしれません。それくらい、ひとつひとつ丁寧に決めていきました。

壁紙は各空間の
コンセプトに合わせたこだわり

ペイズリー柄の壁紙を採用した
ゲストルームはホテルを思わせる

藤野さん

インダストリアルテイストを取り入れて、全体はコンクリートの打ちっぱなし風の壁紙ですが、ゲストルームの壁紙は違った雰囲気の壁紙を使っていますね。

仲さん

はい。ゲストルームはホテルのような部屋にしたいとのご希望でした。そうなると、コンクリートとは別のイメージにしたほうがいいのではないかと思い、エレガントな雰囲気のペイズリー柄を提案させていただきました。施主様から提供いただいたクラシカルなミラーに合わせて棚板もつくっています。

ウォークインクローゼットに隣接している箇所には室内窓を設けました。ですが、それは風通しをよくするためのものです。 寝室の室内窓と違って見通しは必要ないため、クローゼット側が見えないように、すりガラスを採用しています。

トイレの壁紙はシックな花柄

藤野さん

トイレの壁紙も個性的な花柄模様ですね。随所に施主様のこだわりがうかがえます。

仲さん

トイレは内装のみをご依頼いただきました。シックな雰囲気で、ほかの部屋とはまたイメージが違いますよね。

実は、こだわる部分にはとことんこだわっていますが、トイレや洗面・浴室は設備の入れ替えといった大がかりな施工はせずにそのままなんです。

このように内装のみで済ませたり、既存の家具を活かしたりして、その分こだわりたいところにお金をかけていらっしゃいました。
そのあたりも施主様と一緒に費用を見ながら、妥協できる点とこだわりたい点をすり合わせています。

藤野さん

デザインや素材だけでなく、費用にまで気を配っていたんですね。依頼する側としては、とてもありがたいお話です。

では最後に、施主様からのデザインや住み心地についての感想があれば教えてください。

仲さん

家を一緒につくり上げていくチームとして過ごせて楽しかったとおっしゃっていました。
完成後は、インスタグラムにアップしましたと個人的に報告いただくこともあります。ご友人からは「高級レストランみたいで素敵!」と言ってもらえたそうです。

綿密な打ち合わせを重ねた結果、施主様のイメージ通りに仕上がり、私自身も楽しくお仕事させていただきました。

インタビュアー
(整理収納アドバイザー)より一言

LDKに生活感を持たせないために、ウォークインクローゼットやシューズインクローゼット、そして納戸といった大容量の収納スペースがつくられています。そこに生活用品を集約させて「隠す収納」を徹底しているからこそ、インダストリアルテイストが引き立っているのではないでしょうか。「隠す収納」とはいっても、ウォークインクローゼットやシューズインクローゼットはオープンスペースとなっているため、人の出入りがしやすく、モノの出し入れも簡単です。生活動線を考えた間取りで、非常に暮らしやすいと思います。

仲さんに会えるのは
こちらのショールーム
4F:生活空間提案型リフォーム工事
ナサホームHDC神戸
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