ナチュラル
くらしのギャラリー 家具の富士HDC神戸 2階
【Ritソファ】自由な姿勢でくつろげる、低めの座面とゆとりのある奥行。
クッションはアームに差し込み自立します。
HDC神戸がオープンした1994年から30年。
住まいのスタイルはどう変化したのでしょう?
住まいと暮らしのSNS「RoomClip」に投稿される
お部屋の例とともに振り返ります。
文:RoomClip住文化研究所 写真:RoomClipユーザーの皆さま
1990年代頃到来した多様化の兆し。
今なお洗練され続ける
代表的なスタイル
30年前といえば、バブル景気を過ぎ、これまでと違った海外のスタイルを取り入れるなど、日本のお部屋のスタイルが多様化の兆しを見せる時代でした。中でも昭和後期から主婦層を中心に人気を集めたカントリー風のインテリアや、1990年代末頃のカフェブームをきっかけとしたカフェ風インテリアは、現在にわたっても多くの人々に支持され、その姿が洗練され続ける代表的なスタイルです。
欧米風の自然の温もりが溢れるスタイル
アメリカやヨーロッパの片田舎がイメージされるような、アンティークや自然素材を取り入れた手作り感が特徴です。
Room No. 1169206
Claraさん
飴色の家具とグリーンとのミックスが印象的なお部屋。
Room No. 1338349
megmilkさん
お気に入りの道具をディスプレイ的に収納されています。
洗練された空間に
心地よいくつろぎを再現
程よい抜け間に落ち着いたムードをちょうどよくミックス。リラックスできる椅子やアート、グリーンが定番アイテムです。
Room No. 6173030
yocciさん
ブラックのアイアンが各部のアクセントとなっているお部屋。
Room No. 5763679
se_na.roomさん
ヘリンボーンのカウンターが特徴的なキッチン。
Room No. 1514662
riri1989さん
多灯使いとドライフラワーで癒し空間が演出されています。
2000年代以降、
定番になったインテリアスタイル
平成後期を迎えると、日本のお部屋のスタイルは、伝統にこだわらず自分の「好み」を尊重した考えがさらに広がっていきました。特に北欧風のインテリアスタイルは、メジャーな家具ブランドの日本進出などをきっかけに広がりを見せ、現在に至るまで多くの方に受け入れられています。
木とファブリックで暖かみのある空間
北欧デザインといえばシンプルで機能的なのが特徴。ホワイト系を中心とした明るい色調がリラックス感も与えてくれます。
Room No. 666473
wakoさん
内装から家具までワントーンで上手にコーデされています。
Room No. 6215044
kumako.ieさん
鮮やかなブルーが北欧風のアクセントとなっています。
白とベージュトーンでまとめ
植物で彩りを
自然素材の家具やファブリック、グリーン系の植物で元気な印象のお部屋に。植物はお部屋の空気も演出してくれます。
Room No. 5322607
ariさん
無垢な印象の素材・カラー中心のセレクトでまとまったキッチン。
ヴィンテージ感のある
素材使いがポイント
シンプルなデザインでも、素材の質感にこだわったアイテムを揃えることで、お部屋に引き締まった印象を与えられます。
Room No. 481942
k214さん
モノトーン系のチョイスでシンプルさが引き立っています。
知ってる?最近話題のスタイル
現在、日本のお部屋のスタイルは、SNSの登場で多様化がさらに加速しています。特に、コロナ禍以降はおうちで過ごす時間に意識を向ける方が増加し、くつろぎ・心地よさを感じるスタイルが注目を集めています。
くすみカラーと天然素材を
上手に取り入れて
海外のSNSから発信されるようなフェミニンなお部屋。パステル調のカラーやリネンなどの天然素材がリラックス感を演出します。
生活感を隠して
非日常の癒しを演出
生活感の出るアイテムを目隠しして、モダンな印象に。ホテルのような非日常体験にこだわった、心身を癒すお部屋。
北欧と和のミックス 心地よさを重視
北欧のシンプルさと和のミニマルさが融合。自然素材が多用され、スッキリとしつつも日本人に馴染む心地よさがあるのが特徴です。
Room No. 196598
yukikoさん
水平・垂直を意識した空間が和の印象を与えるリビング。
Room No. 1123781
hiraya2015さん
窓の向こうの風景も、爽やかなインテリアの一部に。
い草や和紙など、日本古来の素材を組合わせ
北欧
【セミオーダーテーブル 「FILL PLUS」】木目の美しい天板が空間に天然木ならではの
温もりをプラス。飛騨の職人が、丁寧につくりあげます。
みんなの
「リフォーム意識調査」