1. HDC
  2. おうちアプデ研究所 住まいのマネー部
住むなら、新築orリノベ?リノベーションの進め方や注意ポイントなどをご紹介 基本を知りたい人は必見です! リノベーション部
中古住宅を購入して
リノベーションを
行う際のポイント
03 中古住宅を購入してリノベーションを行う際のポイント 03 中古住宅を購入してリノベーションを行う際のポイント
パパ

中古住宅を購入して
リノベーションをしようかなって思っているよ

リノベ博士

中古住宅のリノベーションは
自分好みの家にカスタマイズできるのが魅力ですよね

ママ

中古住宅を購入してリノベーションするときに
気を付けた方がいいことってあるのかな?

リノベ博士

知っておくと便利なポイントについて解説します

最近は、中古住宅を購入して自分好みにリノベーションをするケースが増えています。
リノベーションを行うには、「中古住宅の購入」「リノベーション」
2つの作業を並行して進める必要があります。

しかし、どのように進めればよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、中古住宅や中古マンションを購入して、リノベーションを行う際のポイントを解説します。

具体的な進め方を知っておくと、実際にリノベーションをする際に大変役立ちます。

中古住宅リノベーションの
基本的な進め方

リノベ博士

中古住宅のリノベーションは、
新築と違って物件探しからスタートするのが特徴です

ママ

リノベーションって工事のことばかり考えてたけど、
最初にきちんと計画を立てるのが大事そうですね!

リノベ博士

そうですね。計画をしっかり立てることで、
予算オーバーや工期の遅れを防ぐことができますよ!

中古戸建・中古マンションを購入後、リノベーションを行う際の流れは、以下のようになります。
step1
目的と予算を
はっきりさせる

リノベーションの目的と
全体の予算を決める

物件探し

リノベーション向きの物件を探す

step2
step3
購入手続き

売買契約、ローン手続き、
登記手続きなどを行う

リノベーションの
計画・設計

施工会社と打ち合わせを行い
間取りやデザイン、設備などを決める

step4
step5
施工

工事を進め、計画通りに
リノベーションを行う

引き渡し・入居

工事完了後の検査を経て引き渡し・入居

step6
step7
メンテナンス・
アフターフォロー

定期点検やメンテナンスを行い、
快適な状態を維持する

基本的な流れを知っておくと、どの段階で何をすべきかがわかり、リノベーションの失敗を防げます。
         

基本的な流れはマンションも一戸建てもほとんど同じ。ただ、マンションは管理規約の確認が必須で、一戸建ては耐震補強や構造面のチェックが欠かせません。

物件購入前に
確認すべきポイント

リノベ博士

中古住宅は、
どの物件でもリノベーションできるわけではありませんよ!

ママ

えっ!?買った後で
リノベーションできないなんてこともあるの?

リノベ博士

はい。建物の構造や法規制、管理規約によって
制限されることがあるので、事前の確認がとても大切なんです。

物件によっては、
建物の構造や法令上の制限により、
リノベーションができない場合があります。
購入前に「リノベーションが可能かどうか」を
確認することはとても重要です。
ここでは、物件購入前に
確認すべきポイント
を解説します。
         
中古マンションを購入する前に
確認すべきポイント
中古マンションを
購入する前に
確認すべきポイント
リノベーションを前提に中古マンションを購入する際は、以下の事項をしっかりと確認しましょう。
point
1
リノベーションの
進め方を決める
リフォームに強い不動産会社に、「物件探し」と「リノベーション」の両方を依頼する方法と、不動産会社とリノベーション会社を別々に選ぶ方法があります。物件探しからリノベーションまでを1社に任せると、スムーズに進められます。
point
2
リノベーションの
可否を確認する
建物の構造管理規約使用細則によってはリノベーションができない場合があります。マンションの場合、物理的に問題がなくても管理規約によってリノベーションが制限されることがあるため、事前の確認が必要です。
point
3
耐震性を
チェックする
1981年6月1日より前に建築されたマンションは「旧耐震基準」で建てられており、耐震性に不安があります。リノベーションできるのは専有スペース(居住空間)のみで、建物全体の耐震補強はできません。旧耐震基準の物件を購入する場合は、過去に耐震補強工事が行われているかを確認しておくと安心です。
point
4
管理状態を
確認する
長期修繕計画書をチェックし、適切な管理が行われているかを確認します。定期的に大規模修繕工事が行われているマンションは適切な維持管理が行われており、安心して暮らせます。管理規約とあわせて、長期修繕計画書も確認しましょう。
point
5
専門家による
建物診断を受ける
ホームインスペクター(住宅診断士)建築士に依頼し、建物の状態を確認してもらうと、リノベーションをするのに問題がないかを事前に把握できます。

リノベーションを前提に中古マンションを購入する際は、リノベーションの可否、耐震性、管理状態、専門家による建物診断が大切ですよ。

中古一戸建てを購入する前に
確認すべきポイント
中古一戸建てを
購入する前に
確認すべきポイント
リノベーションを前提に中古一戸建てを購入する際は、
耐震性のチェックと同時に以下のポイントも確認しておきましょう。
point
1
既存不適格で
ないかの確認
古い中古一戸建ては、昔の法律に基づいて建てられていることがあり、現行の法律では建て替えができない場合があります。このような物件は「既存不適格建築物」と呼ばれ、大規模なリノベーションをする際は、現行の法律に適合させる必要があります。
point
2
接道義務の
確認
建築基準法では「接道義務」という規定があり、建物を建築する際は幅員4m以上の道路に2m以上敷地が接する必要があります。接道義務を満たしていない場合、「再建築不可物件」という扱いになり、条件を満たさなければリノベーションはできません。

リノベーションを前提に中古一戸建てを購入する際は、法令上の制限を確認することがとても重要です。もしリノベーションが可能であれば、「古家付き土地」の物件は購入コストを抑えられ、その分リノベーションに費用をかけられますよ。

リノベーション計画の
立て方と費用の目安

リノベ博士

理想の住まいを実現するには、しっかりした計画が必要です!

ママ

でも、理想を全部叶えようとすると、
予算がどんどん膨らみそう…

リノベ博士

そうですね。優先順位をつけて、
無理のない範囲で計画することが成功のカギですよ

リノベーションに適した物件が見つかれば、
どのようにリノベーションを
進めるかの計画を立てることが必要です。
ここでは、リノベーション計画の
立て方のポイント
費用の目安を解説します。
         
リノベーション計画の立て方
リノベーション
計画の立て方
リノベーション計画を立てる際は、以下のポイントが重要です。
point1
理想の暮らしを
イメージする
まずは、どのような生活をしたいかをイメージして、リノベーションの目的をはっきりさせましょう。「カウンターキッチンで家族と会話しながら料理を楽しみたい」「趣味に没頭できる空間が欲しい」など、理想的な暮らしを具体的にイメージすることが大切です。
point2
目的と優先順位を
決める
理想の暮らしをイメージすることで、リノベーションの目的がはっきりし、優先順位をつけやすくなります。優先順位を決めることで、限られた予算内で理想の暮らしが実現しやすくなります。
point3
予算を決める
具体的なイメージを持ちつつ、予算を現実的に設定することで、理想と現実のバランスが取れるようになります。無理のない範囲で予算を設定することが大切です。
point4
将来を見据えた
プランニング
10年後、20年後も快適に過ごせるよう、長期的な視点を持ったプランニングを行いましょう。
point5
プロに具体的に
相談する
プロに相談する際は、希望を具体的に伝えることで、的確な提案を受けやすくなります。

理想の暮らしをイメージし、予算と優先順位を決めて、将来を見据えたプランを立てることが大切ですよ。

マンションリノベーションの費用の目安
マンション
リノベーションの
費用の目安
マンションリノベーションの費用は、以下のようになります。
中古マンションの購入費中古
マンションの
購入費
リノベーション工事代リノベーション工事代

600~1,600万円

諸費用諸費用

物件価格の6~8

リノベーション工事代は、
工事の内容によって
大きく変わるため、
一概にはいえませんが、
フルリノベーションだと
600~1,600万円程度が
目安になります。
諸費用は仲介手数料や印紙税、
登録免許税などで、
物件価格の6~8程度が
目安です。
諸費用は現金での支払いが
原則であり、あらかじめ
用意しておく必要があります。
新築とリノベーションの基本的な違いとは?
坪単価は8~50万円程度が目安で、一般的な2LDK(60㎡)のマンションだと、
フルリノベーションの工事代は900~1,200万円程度になることが多いです。
フルリノベーションだと高額になりますが、
水回りなどの部分リノベーションだと150万円程度から依頼できます。
         

リノベーションの費用は工事内容によって大きく変わるため、見積もりを取る必要がありますよ。

中古戸建リノベーションの費用の目安
中古戸建リノベーションの
費用の目安
一戸建てのリノベーション工事費は、フルリノベーションだと350〜2,000万円程度になります。
坪単価は10〜73万円/坪程度で、施工範囲や工事内容によって費用は大きく変わります。
建物全体建物全体

1,000万円〜

水回り水回り

50〜150万円程度

建物全体を大規模に改修するのであれば、最低でも100万円以上はかかりますが、
水回りの部分リノベーションだと50~150万円程度の費用で可能です。
         
予算が限られている場合は、優先順位が高いものから工事を始めるとよいでしょう。
         
新築とリノベーションの基本的な違いとは?

一戸建ては外装も含めると、マンションよりもフルリノベーションの費用が高くなりやすいですよ。

施工段階でのチェック
ポイントとリスク管理

リノベ博士

工事が始まったら、
進捗を確認することがとても大切ですよ!

ママ

でも、どこをチェックすればいいのか、
素人には難しそう…

リノベ博士

大丈夫!施工のチェックポイントや注意点を事前に知っておけば、
安心して進められますよ。

物件の購入とリノベーションの
計画ができれば、工事に取り掛かります。
ここでは、工事着工前と施工段階での
チェックポイント

リスク管理を
解説します。
         
工事着工前に実施すること
工事着工前には、工事中も日常生活が支障なく送れるよう、準備をしておくことが必要です。
リノベーション期間が長期に及ぶ場合は、仮住まいの確保が必要になる可能性があります。
工期が延びることもあるため、スケジュールに余裕を持たせることが大切です。
工事に向けての準備が終われば、リノベーション会社と工事内容の最終確認を行い、
マンションの場合は管理組合から工事の許可をもらいます。
工事中の騒音や振動によるトラブルを避けるために、
ご近所への挨拶回りも必ず行いましょう。

リノベーションをするのが初めてだとわからないことが多いので、困ったことがあったらリノベーション会社に相談しましょう。

工事中のチェックポイント
工事中は定期的に現場を訪れ、スケジュール通りに進んでいるかを確認しましょう。
スケジュールが遅れると焦りが生じ、工事の品質に影響を与えることがあります。
仕上がりにも影響するため、スケジュール管理は重要です。
また、現場を訪れた際には、図面や設計通りに工事が進んでいるかも確認しましょう。
追加工事や仕様変更の希望がある場合は、できるだけ早めに伝えることが大切です。
工事が進むと、追加工事や変更が難しくなる可能性があります。
         
工事完了時の
チェックポイント
工事完了時は、契約内容や図面に基づいて仕上がりを細かくチェックし、
不具合が見つかった場合、修正期限を明確に伝えましょう。
主なチェックポイントは以下の通りです。
内装内装
壁紙、床材、
塗装など
建具建具
ドア、窓、
収納の開閉具合など
水回り水回り
キッチン、浴室、
トイレの動作確認など
電気・照明設備電気・
照明設備
コンセントや
スイッチの配置など
外装外装
外壁、屋根、
ベランダの仕上がりなど
         

追加工事や仕様変更を希望する場合、口頭だけでなく、書面にして残しておこう。口約束だけでは、「言った、言わない」のトラブルに発展することがあるから注意しましょう。

工事中のリスク管理
清掃と整理整頓
現場を訪問した際は、清掃と整理整頓がされているかを確認しましょう。常に整理整頓されている現場は、管理が行き届いている証拠です。
防犯対策
工事中の防犯対策もリスク管理として大切です。リノベーション会社と相談して、施錠ルールや防犯対策を事前に決めておきましょう。
コミュニケーション
リノベーション会社の担当者や現場監督としっかりコミュニケーションを取ることも、リスク管理の一環です。何でも相談できる良好な関係を築きましょう。
ホームインスペクター
また、工事中や施工後にホームインスペクター(住宅診断士)などの専門家にチェックしてもらうと、リスクを抑えつつ、工事の品質を確保しやすくなります。

作業の邪魔にならないよう、現場監督や職人さんとコミュニケーションを取ることは大切ですよ。

完成後に注意すべき
メンテナンスとアフターフォロー

リノベ博士

リノベーションが終わっても、
それでおしまいではありませんよ!

ママ

えっ?せっかくリノベーションしたのに、
まだ何かしなきゃいけないんですか?

リノベ博士

はい。長く快適に暮らすためには、
定期的なメンテナンスとアフターフォローが重要なんです!

リノベーションは完成がゴールではなく、
その後のメンテナンスや
アフターフォローが大切です。
最後に、完成後に注意すべきメンテナンス
アフターフォローを見ていきましょう。
         
アフターフォローと保証内容の確認
アフターフォローと
保証内容の確認
リノベーションのアフターサービスには、「保証制度」「定期点検」があります。
内容はリノベーション会社によって異なるため、
事前にアフターサービスの説明を受け、費用や点検の頻度を確認しましょう。
新築住宅では構造躯体に対して10年間の保証が義務付けられていますが、
リノベーションの場合は、リノベーション会社によって保証制度の内容が異なります。
事前にどのような保証が受けられるのかをしっかり確認しておくことが大切です。
         

工事後に不具合が発生した場合、無料で修繕できるのか、どこまで対応してもらえるのかを事前に確認することが大切ですよ。

定期的なメンテナンス
定期的に適切なメンテナンスを行うことで建物の寿命を延ばし、末永く快適に暮らせるようになります。
         
水回りや壁、床、天井、設備などをチェックして、不具合が見つかった場合は、
リノベーション会社に連絡して修理をしてもらいましょう。
         
特に重要なのは水回りで、一戸建ての場合は屋根外壁です。
浴室キッチントイレなどの水回りは劣化しやすく、定期的なメンテナンスが欠かせません。
         
一戸建ては水回りの劣化と、雨漏りしていないかをチェックすることが大切です。
         

不具合が見つかったら、早めにリノベーション会社に連絡しましょう。

適切なリノベーションを行って
理想の住まいを
実現させましょう

中古住宅のリノベーションの流れを解説しましたが、最も重要なのは
リノベーション会社の選び方です。
最初から1社に決めず、複数の業者を比較して、
最も信頼できるリノベーション会社を選びましょう。

また、物件探しとリノベーションを同時に依頼できる
不動産会社もおすすめです。

適切なリノベーションを行って、
理想の住まいを実現させましょう。
         
北浦 章弘
北浦 章弘
大学卒業後、不動産コンサルティング会社に勤務。
2011年からライターとして独立し、不動産投資や売買に関する記事を多数執筆。宅地建物取引士。