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住むなら、新築orリノベ?リノベーションの進め方や注意ポイントなどをご紹介 基本を知りたい人は必見です! リノベーション部
中古住宅を
選ぶ際の重要な
ポイントと
基本的な考え方
02 新中古住宅を選ぶ際の重要なポイントと基本的な考え方 02 新中古住宅を選ぶ際の重要なポイントと基本的な考え方
パパ

新築より安く済むから
中古住宅を買おうと思っているよ

リノベ博士

でも中古住宅って
いろいろ不安なところもあったりするよね

ママ

そうなんです!
安心して中古住宅を買いたいんですけど・・・

リノベ博士

じゃあ今から中古住宅を選ぶときの
知っておきたいポイントを教えますね

中古住宅は新築よりも安く買えるため、人気が高まっています。
しかし、築年数が経過している中古住宅には、
快適性や安全性、資産価値に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、中古住宅の選び方のポイントを解説します。
選び方の基本がわかるため、中古マンションや中古一戸建ての購入をしている方は、
ぜひ参考にしてみてください。

中古住宅を選ぶ際の
基本的な考え方

リノベ博士

中古住宅選びで大事なのは、価格だけじゃなく、
立地や建物の状態を総合的に見ることですよ!

ママ

そうですよね。
でも、どこを重点的にチェックすればいいのか分からなくて…

リノベ博士

大丈夫!中古住宅を選ぶときのポイントを整理して、
一つずつ見ていきましょう。

中古住宅を選ぶ際には、以下のポイントが特に重要になってきます。
立地条件立地条件
日々の生活の利便性や
快適性を左右する
建物の状態建物の状態
安全性や住み心地、
将来的な修繕費用に
影響する
暮らし方の希望暮らし方の希望
理想の住まいを
見つけるための
軸となる
リフォームの可能性リフォームの
可能性
建物の状態によっては
理想の住まいに
近づける手段となる
立地条件と建物の状態は、中古住宅選びの二大要素といえるでしょう。
立地条件と建物の状態によって、生活利便性快適性安全性が大きく左右されます。

暮らし方の希望は、理想の住まいを見つけるための軸となります。
「海に近い場所で暮らしたい」「田舎暮らしをして畑で野菜を作りたい」「都会で便利な生活を送りたい」など、具体的な希望を持つことが大切です。
暮らし方の希望が具体的であれば、理想の住まいを見つけやすくなります。
         
新築とリノベーションの基本的な違いとは?
建物の状態によっては、リフォームの可能性も検討してみましょう。
中古住宅の場合、建物の状態が必ずしも理想通りとは限りません。
しかし、リフォームによって理想の住まいに近づけられる場合があります。
可能性をしっかり検討することが大切です。
         

立地と建物の状態を重視し、理想の暮らし方に合った物件を見つけ、リフォームの可能性も考慮することがポイントですよ。

立地と周辺環境の重要性

リノベ博士

中古住宅を選ぶとき、
立地と周辺環境はとても大切なポイントです!

ママ

そういえば、スーパーや学校が近いほうが便利だけど、
どこまでこだわるべきなのかな?

リノベ博士

暮らしやすさだけじゃなく、資産価値にも影響するので、
しっかりチェックしましょう!

中古住宅を選ぶ際、立地と周辺環境は
特に重要になってきます。
立地と周辺環境によって、
生活利便性
快適性資産価値
安全性災害リスクが決まります。
以下で詳しく見ていきましょう。
         
生活利便性・快適性
立地と周辺環境によって、生活利便性と快適性が決まります。
point
1
周辺施設の
充実度
最寄り駅や学校、スーパー、病院などが自宅の周辺にあると、家族全員の生活利便性が向上します。便利で快適な生活を送りたい場合は、これらの施設が近くにある中古住宅を選びましょう。
point
2
日当たり・
風通し
日当たりや風通しのよい立地は、居住空間の快適さに直結します。中古住宅を選ぶ際は、異なる時間帯や天候の日に現地を訪れることで、実際の生活環境をより正確に把握できるようになります。
point
3
近隣住人の
雰囲気やマナー
近隣住人の雰囲気やマナーも生活の快適性に大きく影響します。事前に周辺の環境を確認しておくことで、ストレスの少ない生活を送るための重要な情報を得られます。

生活利便性と快適性を確保するため、周辺施設の充実度、日当たり・風通し、近隣環境を事前に確認することが重要ですよ。

資産価値
立地と周辺環境は暮らしやすさだけでなく、資産価値の維持・向上においても重要な要素です。
特にマンションの場合、立地条件と周辺環境は物件の資産価値に直結します。
資産価値
駅近や商業施設が充実したエリアは、生活利便性が高く需要が安定しているため、
資産価値が維持されやすく、値下がりしにくい傾向があります。再開発やインフラ整備が
進んでいる
エリアでは、今後さらに資産価値が上がる可能性もあるでしょう。
         
逆に、立地条件が悪い中古マンションを選ぶと、将来的に値下がりする可能性があります。
将来的な売却や買い替えの可能性を考えると、生活利便性の高い立地の中古マンションを選ぶことが、
資産価値の維持と向上につながります。
         

立地と周辺環境は、暮らしやすさだけでなく資産価値にも影響します。だから、利便性の高いエリアを選ぶのが大切ですね。

安全性・災害リスク
立地と周辺環境は、生活の安全性や災害リスクにも影響します。
利便性がよくても、洪水や地震による液状化、土砂災害などのリスクがある土地には注意が必要です。
例えば、地盤が軟弱な土地や河川が近くにあると、水害のリスクがあります。
安全性・災害リスク
中古住宅を購入する際は、ハザードマップを確認し、安全性をチェックすることが大切です。
ハザードマップで被災想定区域に指定されていても、直ちに危険とは限りません。
ただし、過去に実際に被災した土地はリスクが高いと考えられます。
         
また、中古一戸建てを購入する際は、再建築不可物件でないか事前に確認することも重要です。
接道義務を満たしていないと建て替えができず、資産価値が下がる可能性があります。
         

利便性だけでなく、災害リスクや再建築の可否も確認し、安全性と資産価値を見極めることが大切ですよ。

建物の状態を確認するための
チェックポイント

リノベ博士

中古住宅は、新築と違って建物の状態が一つ一つ異なるので、
事前の確認が大切ですよ。

ママ

見た目はキレイでも、
見えない部分に問題があることもあるんですよね?

リノベ博士

その通りです!安心して住める家を選ぶために、
チェックすべきポイントをおさえましょう。

建物の状態を確認するための
チェックポイント
は、
マンションと一戸建てでは異なります。
ここでは、マンションと一戸建て、
それぞれのチェックポイントを解説します。
         
中古マンションのチェックポイント
中古マンションの
チェックポイント
中古マンションは、築年数管理状況耐震性リノベーションの可否などをチェックすることが大切です。
point1
築年数と
管理状況
立地条件や管理状況にもよりますが、中古マンションの資産価値は築年数が経過するほど低下します。

一般的に、築年数が25年を超えると、価格は横ばいになるといわれており、築20~25年程度の中古マンションを購入すると、これ以上の資産価値の低下はないと考えられます。
築年数と価格のバランスを考慮すると、20~25程度の中古マンションはお買い得といえますが、価格と管理状態を総合的に検討して判断しましょう。
管理状態が悪いと、修繕費用などで予想以上にコストがかかることもあります。
         
point2
耐震性
1981年以降の新耐震基準のマンションを選び、旧耐震基準の場合は耐震補強工事の有無を確認して安全性を確認しましょう。
point3
リノベーション
の可否
リノベーションを検討している場合は、事前に管理規約リフォームに関する規定を確認しましょう。
point4
内覧時の
チェックポイント
内覧時は、以下を重点的にチェックしましょう。
専有部分の状態専有部分の状態
水回りの設備の劣化、
壁や天井のシミ、
ひび割れ、カビの有無など
共用部分の状態共用部分の状態
エントランスや廊下の
清掃状況、駐車場・
駐輪場の管理状況など
管理状況管理状況
管理費・修繕積立金の
バランス、管理組合の
運営状況など

中古マンションを選ぶ際は、築年数や管理状態、耐震性をチェックし、価格と建物の状態を総合的に判断することが重要ですよ。

中古一戸建てのチェックポイント
中古一戸建ての
チェックポイント
中古一戸建てを選ぶ際は、以下を重点的にチェックしましょう。
point1
住宅設備(水回り)
の劣化
キッチンやトイレ、浴室などの水回りは毎日使うため、劣化しやすいです。劣化が目立つと、購入後に修理や買い替えなどで、出費がかさむことがあります。
point2
建物の
外観の状態
屋根や外壁、軒裏、基礎などをチェックして、ひび割れが発生していないかを確認しましょう。シロアリ被害がないかも確認します。
point3
新耐震基準に
適合しているか
1981年6月1日以降に建てられた住宅は新耐震基準に沿って建てられており、地震に強いといえます。その後、2000年に耐震基準が改正され、2000年基準(現行の耐震基準)では、新耐震基準をさらに強化し、より厳しい耐震性能が求められるようになりました。
特に木造住宅の安全性向上を目的としており、中古一戸建てを購入する際は、
2000年基準を満たしているかを確認しておくと安心です。
         
point4
再建築不可物件
ではないか
建物の敷地は幅員4m以上の道路に2m以上接している必要があります。条件を満たしていなければ「再建築不可物件」になり、将来的に建て替えができない場合があるため注意が必要です。

修繕やリフォームの履歴もチェックしておきましょう。1981年6月1日より前に建てられた住宅でも、耐震補強工事がされていれば、資産価値の維持や向上につながりますよ。

リフォームの可能性を
考慮した選び方

リノベ博士

リフォームを前提に中古住宅を買うなら、
どこまで工事ができるのかも確認が必要です!

ママ

リフォームすれば理想の家にできると思ってたけど、
制限がある場合もあるんですね。

リノベ博士

そうですね。物件によってリフォームの自由度が違うので、
事前に確認しましょう!

最近は、リフォームやリノベーションを
前提に中古住宅を購入する
ケースが増えています。
ここでは、リフォーム可能性を
考慮した中古マンション・
中古一戸建ての選び方
を解説します。
         
中古マンションの選び方
リフォームやリノベーションを前提に中古マンションを購入する際、
物件によってはリフォームやリノベーションができない場合があります。
以下をチェックして、リフォームやリノベーションができるマンションを選びましょう。
point1
建物の構造を
確認する
壁を撤去して間取り変更をする場合、建物の構造によっては壁を撤去できない場合があります。また、電気配線や配管の位置が固定されていると、移動が難しい場合もあります。リフォームやリノベーションが物理的に可能かどうか、事前に確認しましょう。
point2
管理規約を
確認する
リフォームやリノベーションが物理的に可能でも、マンションの管理規約によって制限されている場合があります。事前に管理規約を確認し、希望する工事ができるかどうかをチェックしましょう。
point3
耐震性能を
確認する
1981年6月1日より以前の旧耐震基準で建てられたマンションは、耐震性能に懸念があります。築40年以上のマンションは、耐震補強工事の有無を事前に確認しましょう。
point4
長期修繕計画書を
確認する
マンションの品質は管理状況によって大きく左右されます。定期的に大規模修繕工事をすることでマンションの品質を維持できます。長期修繕計画書を確認し、大規模修繕工事の履歴や修繕積立金の状況などを確認しましょう。

マンションの場合、物理的にリフォームやリノベーションが可能であっても、管理規約で制約を受けることがあるので注意しよう。

中古一戸建ての選び方
リフォームやリノベーションを前提に中古一戸建てを選ぶ際は、以下を重点的にチェックしましょう。
point1
建物の構造を
確認する
中古一戸建てもマンションと同様に、建物の構造を確認し、リフォームやリノベーションが物理的に可能かどうかを確認しましょう。
point2
耐震性能を
確認する
新耐震基準で建てられているかを確認しましょう。基準を満たしていない場合、耐震補強工事が必要になり、100~150万円以上の費用がかかることもあるため注意が必要です。
point3
再建築不可物件で
ないかを確認する
先述しましたが、再建築不可物件は、基本的に建て替えができません。建て替えをするには、幅員4m以上の道路に2m以上接するようにして接道義務を満たす必要があります。また、大規模なリノベーションにも制約があるため、事前に確認しましょう。

リフォームやリノベーションを前提に中古住宅を購入する場合、物件価格だけでなく、リフォーム費用を含めた総予算を考えることが重要ですよ。

専門家による
インスペクションの活用方法

リノベ博士

中古住宅を購入する前に、
ホームインスペクションを活用すると安心ですよ!

ママ

インスペクションって、
どんなことをしてくれるんですか?

リノベ博士

建物の劣化や修繕の必要性を専門家がチェックしてくれるので、
購入後のリスクを減らせるんです!

中古住宅を購入する前に、
ホームインスペクション(住宅診断)
を行うと、
建物の状態を事前に把握でき、
購入後のリスクを最小限に抑えられます。
         
診断はホームインスペクター(住宅診断士)が行い、
建物の劣化状況や修繕の必要性をチェックしてくれます。
インスペクションを
行うメリット
インスペクションを行うメリット
建物の不具合を
事前に確認でき、
安心して購入できる
インスペクションを行うメリット
修繕が必要な場合、
売主に修理依頼や
価格交渉も可能になる
インスペクションを行うメリット
購入後の
リフォームが
スムーズに行える
インスペクションの
費用と依頼先
費用の目安
5~10万円程度
依頼先
住宅診断士(インスペクター)や
建築士などの有資格者
診断内容を事前に確認し、必要な範囲をチェックしてもらいましょう。
         

インスペクションを活用し、安心できる中古住宅選びをしましょう。

理想の住まいを見つけ
快適な生活を送りましょう

中古住宅を選ぶ際は、立地条件と建物の状態が特に重要になってきます。
立地条件は生活利便性や資産価値に直結するため、
可能な限り立地条件がよい物件を選びましょう。

建物の状態は、リフォームを前提にする場合も重要になってきます。
ホームインスペクション(住宅診断)を活用すると、
プロの目で建物の安全性をチェックしてもらえます。

理想の住まいを見つけ、快適な生活を送りましょう。
         
北浦 章弘
北浦 章弘
大学卒業後、不動産コンサルティング会社に勤務。
2011年からライターとして独立し、不動産投資や売買に関する記事を多数執筆。宅地建物取引士。