リフォームのお金いつどれくらいかかる?
リフォーム全体に
かかる費用と
タイミング&
リフォームをした時「どんな費用」が
「いつごろ必要」なのか気になるところ…。
まずは基本的な費用と、支払うタイミング、
そのほかよくある質問についてお答えします!
リフォームにかかる
お金って?
工事そのものにかかる代金のほかに、施工管理費や契約時の印紙税、ローン利用時の手数料、仮住まいが必要な場合には家賃+引越し代など、リフォームの規模に合わせた費用が必要となります。リフォーム後にインテリアを新しく揃えたいと考えている場合は、その費用も用意しておきましょう。
リフォームの工事代金
材料費や施工費のほか、大規模なリフォームをする場合の設計費などを含む、工事にかかる直接的な費用全般
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・材料費
構造材や仕上げ材、設備機器など、工事に必要な材料にかかる費用。
規模の大きさとグレードに比例して高くなる傾向に。 -
・施工費
施工する職人にかかる費用。
手間や作業日数、人数などによって金額が変動します。 -
・施工管理費
良好な工事を適切に進めるために必要な費用。
一般的には工事代金の10~20%といわれていますが工事や会社によって差があることも。
諸費用
契約時の印紙税やローン関連の手数料など、直接的な費用以外にかかる経費
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・ローン関連の手数料
1万円以上の工事請負契約時には、契約書に印紙税が必要。
金額は契約金額によって変わります。 -
・施工費
リフォームローンを組む場合にも、印紙税や融資手数料が必要に。
金利も含め、全体でいくらかかるか比較してローンを選びましょう。 -
・増築
増築(10m²以上)の場合は、建築確認申請が必要に。
申請料や手数料、登記費用、火災保険の費用などもかかります。
そのほか
引越し代や仮住まいの家賃、新しい住まいのインテリアや家電の購入費
・仮住まいの家賃
・カーテン
・引越し代
・追加工事
・インテリア
・不用品の処分 など
・家電
- など
いつどれくらい
支払う?
リフォーム代金の支払い回数や時期は、リフォーム会社や支払う金額によってさまざま。いろいろなパターンがあるため、見積りの際や契約時に必ず確認をしておきましょう。
問い合わせ
現地調査
見積り・プラン
支払いパターン
パターン
工事費が
100〜300万円
の場合
契約時・竣工時に
2回支払う
支払いパターン
パターン
工事費が
300〜500万円
の場合
契約時・
工事開始時・
竣工時に
3回支払う
支払いパターン
パターン
工事費が
500万円以上
の場合
契約時・
工事開始時・
工事途中・竣工時に
4回支払う
契約時
1回目の支払い
全体の50%
1回目の支払い
全体の10%
1回目の支払い
全体の10%
工事開始時
2回目の支払い
全体の50%
2回目の支払い
全体の30%
工事途中
3回目の支払い
全体の30%
竣工時
2回目で
支払い完了
全体の50%
3回目で
支払い完了
全体の40%
4回目で
支払い完了
全体の30%
相談までに
予算を決めておくべき?
相談をしてから詳細な金額を検討するのもいいですが、大まかでいいので予算を伝えておく方がベター。金額に合わせて、より適切なアドバイスや提案を受けることができます。
見積りやプランは
無料?
基本的に見積りやプランは無料です。理想のリフォーム会社を見つけるためにも、複数から見積りやプランの提案を受け、比較するのがおすすめ。多すぎると手間や時間がかかるため、2〜3社程度にしましょう。
リフォームでも
ローンは組める?
リフォームでもローンが組めます。住宅ローンよりも審査がゆるく、担保も必要ない場合が多いですが、金利は少し高めのものが多くなります。
監修者紹介
佐川 旭-Akira Sagawa-
1951年 福島県生まれ 一級建築士/日本建築家協会会員 (株)佐川旭建築研究所 代表取締役
http://www.ie-o-tateru.com
住宅、街づくり、公共建築などの設計をはじめ、講演、執筆活動、テレビなど、幅広く活躍中。著書:『住まいの思考図鑑』『はじめてのマイホーム 建て方・買い方完全ガイド』『最高の住まいをつくる「リフォームの教科書」』ほか