どれくらいでリフォームすればいい?
リフォーム&補修の
って
いつ?
一戸建て編
いつまでも美しく快適な住まいで暮らし続けるためには、適切な時期にリフォームや補修をする必要が。例えば、木造の戸建て住宅の場合は基本となる周期が約5年と言われ、それ以外の住宅も内装や建具、設備などのタイミングはほぼ同じです。それぞれ、いつごろ見直しを考えるのがいいのか見てみましょう。
屋根
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スレート
軽くてカラーが豊富な、
現在最も普及している屋根材。- 部分修理:5年ごと
- 塗り替え:7〜10年
- 葺き替え:15〜20年
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瓦
- 部分修理:5年ごと
- 葺き替え:20〜30年
外壁
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木・鉄部の塗装
- 補修:5年ごと
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サイディング
耐震性や耐候性、防火性に優れ、
デザインや
カラーが
豊富な外壁材。- 補修:5〜7年ごと
- 張り替え:10〜15年
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シーリング
防水や気密性を保つために、
外壁の継ぎ目などを防ぐ
建築材料。- 補修:5〜10年ごと
設備
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ガス給湯器
- 取り替え:10〜15年
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電気設備
- 取り替え:15〜20年
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給排水管
- 補修・洗浄:
5〜10年ごと
- 補修・洗浄:
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キッチン・
バス・トイレ- 取り替え:10〜20年
内装
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床(フローリング)
- 張り替え:15〜20年
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床(カーペット)
- 張り替え:5〜10年
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壁・天井(クロス)
- 張り替え:約10年
建具
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玄関・
室内ドア- 取り替え:15〜20年
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サッシ
- 取り替え:15〜20年
躯体(構造)
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土台・床組
建築物の床面を支える
骨組みのこと。- 補修:20〜30年
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柱・梁
- 補修:20〜30年
リフォーム&
補修の期間と内容
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約5〜10年で
することスレート系の屋根や、モルタル・窯業系サイディングの外壁は築10年までに傷や不具合がないか、クロスの壁紙なども剥がれがないかをチェックしておきましょう。シロアリを防ぐため、木造の床下への防蟻処理は、5年周期で必要になる場合もあります。
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約10〜20年で
すること屋根や外壁、バルコニー、シャッター、サッシなど、外装に不具合が起こりやすい時期です。クロスなどの壁紙や給排水管の劣化も進むため、張り替えや補修をする必要が。トイレなど設備機器も、修理または交換をする場所が増えてきます。
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約20〜30年で
することキッチンやユニットバス、屋根など、取り替えや入れ替えといった大規模なリフォームが必要になる時期です。この頃には家族構成やライフスタイルにも大きな変化が起きていることが多いため、建て替えやフルリフォームもおすすめです。
マンション編
マンションは、共用部分と専有部分でリフォーム時期や方法が異なります。共用部分は、基本的に管理会社や組合などがスケジュールや内容を管理。費用は毎月支払う修繕積立金などから支払われます。専有部分は、一般的に戸建て住宅の内装・建具・設備と同様のタイミングで行われ、全額が自費となります。
マンションのリフォーム例
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共用部分
12年ごとに大規模な
リフォームや修繕を
行うことが多い。- ・ 外壁
- ・ 屋根
- ・ 玄関ドア
- ・ 鉄部
- ・ アルミサッシ
- ・ 耐震補強
- ・ 省エネ化
- ・ 設備や部材の更新
など
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専有部分
居住者の希望の時期、
または劣化に合わせて
リフォームができる。- ・ 内装
- ・ 建具
- ・ 設備