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インテリア雑貨
6選&センスよく
飾るディスプレイの
ポイント
シンプルな部屋は軽やかで気持ちがよいものですが、
あまりにもさっぱりとし過ぎるのは寂しいもの。
雑誌やSNSなどで発信されている
インテリアが素敵な部屋には、
さりげなく「インテリア雑貨」が置かれています。
今回は、そんなおしゃれな部屋をつくる
インテリア雑貨6選と、
センスよく飾るディスプレイ
ポイントをご紹介します。
「インテリア雑貨」選びの
ポイントは?

目にするだけで嬉しくなる
おしゃれなコーナーが部屋のなかにあると、
暮らしがほんの少し楽しく感じられませんか。
空間を彩る「インテリア雑貨」を厳選すれば、
自宅で過ごす時間が
もっと心地よくなることでしょう。
ですが、どんな種類があるのか、
どのようなことに気をつけて選べばよいのか
迷ってしまうこともありますよね。
そのような時には、
下記のポイントを参考にしてはいかがでしょうか。

インテリア雑貨選びは
「色」がキーポイントに

インテリア雑貨選びで、特に重要になるのが「色」です。

あるインテリア雑貨だけを単体で見た時には素敵だと感じられても、インテリア全体になじまなければ違和感を覚えてしまうこともありますよね。

ですが、まわりのインテリアに近い「同系色」を選べば、個性的なアイテムであったとしても意外になじむことがあります。センスよくまとまったおしゃれな部屋をつくるためには、内装や家具などに調和するデザインや色、素材のインテリア雑貨を選ぶことがポイントになります。

反対にシンプルな部屋にアクセントをつけるなら、印象的なアイテムをアイキャッチにするテクニックも。空間のアクセントになるようあえてインテリア雑貨を際立たせたい、という場合は、部屋の広い部分を構成するベースカラーやメインカラーの反対色※を選ぶとよいでしょう。

※反対色:色相環と呼ばれる、色相を環状(輪)に配列したもの。向かい合う色は「補色(反対色)」と呼ばれ互いを引き立て合う組み合わせになる。

おしゃれな部屋を
つくりたい、と思ったら、
これからご紹介する6つのインテリア雑貨を取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、ディスプレイのポイントをおさえれば、
選んだインテリア雑貨をより素敵に飾ることができますよ。
インテリア雑貨編
おしゃれな部屋をつくる!
「インテリア雑貨」6選

インテリア雑貨がひとつ加わるだけで、部屋の印象は大きく変わります。おしゃれな部屋をめざすなら、ぜひ取り入れたいアイテムです。何を選べばよいのか迷ったら、これからご紹介する6つのアイテムを参考にしてみてはいかがでしょうか。

フレームに入れて
「きちんと感」「上質感」を演出
上質感を演出する
「フレームアート」

ふと目にした壁に素敵なアートが飾られていると、心がほっと和んだり楽しい気持ちになったりしませんか。アートのなかでも気軽に手に入れやすいのは、ポスターやポストカードです。そのまま飾ってもカジュアルで素敵ですが、きちんと感を演出するならフレームに入れてみましょう。

フレームに入れることで、壁に飾るだけでなく、キャビネットなどの上に置いて飾ることもできるようになります。いくつかのフレームアートを一箇所に飾る時には、一部分だけでも上下左右どこかのラインを揃えるとまとまりが生まれます。

インテリアに彩りを添える
「オブジェ」

部屋に立体的な彩りを添えてくれるのがオブジェ。眺める角度によって違った印象を与えてくれるアイテムで、部屋に楽しさを運んでくれます。インテリアのテイストを選ばず取り入れやすいのは、鳥などをモチーフにした動物のオブジェです。

目にした人をほっと和ませてくれるので、家族がくつろぐ空間に取り入れるのがおすすめ。家具やインテリアに使われている色に近いオブジェを選ぶと、デザインにかかわらず空間になじみますよ。

部屋に楽しさと
立体的な彩りをプラス
オブジェのようなデザインなら
ディスプレイとしても
植物がある時もない時も
飾りたい「フラワーベース」

花や植物を飾るのに、いくつか揃えておきたいのがフラワーベース。季節やインテリアのテーマに合わせてバリエーションを持っておくと、おしゃれな部屋をつくることができます。春夏に涼やかに飾りたいならガラス製を、秋冬にぬくもりを演出したいなら陶磁器製をえらぶのがおすすめです。

植物がある時だけでなく、ない時にも飾ることができるオブジェのようなデザインを選べば、出したままにしていてもディスプレイの一部として活かすことができます。

模様替えに最適な
「ファブリック」

普段はなかなか選ばないインパクトのある色や柄も、ファブリック(布製品)なら気軽に取り入れやすいのではないでしょうか。サイズ・色柄・素材も豊富なバリエーションがあるファブリックは、季節や気分に合わせて取り替えやすく模様替えにぴったりなアイテムです。

ファブリックの代表的なアイテムは、クッションカバーやラグ、カーテンなどです。そのなかでもクッションカバーは、サイズも小さく手に入れやすいアイテムなので、いくつか持っておくとより気軽に模様替えを楽しむことができることでしょう。

より気軽に楽しめる
クッションカバーがおすすめ
ナチュラルな素材感で
おしゃれに目隠し
細々としたモノがまとまる
「自然素材のトレーやカゴ」

インテリアを整えたいと思った時、めざすテイストになじまないモノが溢れていると雑然とした印象になってしまいます。細々としたモノをすっきりとまとめるなら、自然素材の木製トレーやラタンのカゴを取り入れるのがおすすめです。

ナチュラルな素材感でインテリアとしても絵になるだけでなく、見せたくないモノをさっと隠すのに役立ちます。蓋のないタイプを選んだ場合は、カットクロスやデザインの素敵な「手ぬぐい」など布をかけておくとおしゃれに目隠しすることができますよ。

いきいきとした空間を
つくる「観葉植物」

部屋に家具や雑貨を置いても、少し物足りないと感じることはありませんか。そんな時には、観葉植物を置いてみてはいかがでしょう。部屋の印象を大きく変えるならインテリアの主役となるシンボルツリーを、窓際やキッチンカウンターなどにさりげなく飾るなら小さな鉢植えを選ぶのがおすすめです。

観葉植物は、品種もさまざま。育てやすさ、好みの葉や幹の形状、サイズ感などをチェックしながら選べば無理なく取り入れることができます。観葉植物に使う鉢やプランターなど植物まわりの小物にもこだわれば、インテリアがぐっと素敵になります。

シンボルツリーなら
インテリアの主役に
ディスプレイ編
センスよく飾るための
「ディスプレイ」3つのポイント

インテリア雑貨が センスよく飾られていると、部屋はぐんと素敵に見えます。ですが、ただ何となく飾ってしまうと雑然と見えてしまうこともありますよね。これからご紹介する3つのポイントをおさえれば、きっと素敵なディスプレイに仕上がるはずです。

お手本になるような
好みのインテリアをチェック
テーマを決める

ディスプレイの方向性がブレないためにも、全体の「テーマ」を決めておくとインテリア雑貨選びや飾り方に迷わなくなります。ここでは、「テーマ決め」のヒントをご紹介します。

好きな旅先の風景やホテル、カフェなどの
インテリアを参考にする
季節のイベントを取り入れる
好きな映画や本の世界観を表現する

上記のようなことを意識しながら、日頃から好きな場所や好みのインテリアの画像などを保存しておくとディスプレイの参考になります。特にチェックするのは、色使いや飾るアイテムの種類です。お手本となる画像があれば、めざす世界観を表現しやすくなりますよ。

インテリア雑貨を
厳選して飾る

インテリア雑貨は厳選して飾るからこそ、一つひとつの存在感が際立ちます。好きなモノはあれもこれも…と飾りたくなりますが、そこはぐっと我慢しましょう。ここでは雑貨を厳選する時のヒントをご紹介します。

ディスプレイのテーマに合う
雑貨のみで揃える
まわりのインテリアに
合わせた素材で揃える
色数は3色程度、同系色でまとめると
テクニックいらずでセンスよく

ギャラリーや上質感のあるインテリアショップのディスプレイのように飾る点数をしぼることで、それぞれのアイテムにスポットが当たり印象的な空間になります。雑貨だけでは寂しく感じる場合は、小さな植物をいくつか取り入れるとおしゃれに仕上がります。

テーマ、素材、色数をヒントに
センスよくディスプレイ
「三角形」を意識すれば
まとまりのあるディスプレイに
ルールに沿って
配置する

厳選したインテリア雑貨をより素敵に飾るためには、ディスプレイのルールを知っておくと役立ちます。ここでは、インテリア雑貨を美しく配置するためのヒントをご紹介します。

クラシカルできちんとした印象に仕上げたいなら
モノを左右対称に配置する「シンメトリー」に
テクニックいらずでセンスよく飾るなら
「三角形」を意識した配置に

同じインテリア雑貨であっても、飾り方によって印象が大きく変わります。インテリアのテイストやお好みに合わせて、何度もトライしながらしっくりとくるディスプレイのスタイルを見つけてみてくださいね。

「インテリア雑貨」で
自分好みの心地よい部屋に
部屋にインテリア雑貨が加わると、
住む人の個性が感じられる
ぬくもりのある空間になります。
目にするだけで嬉しくなるような
ディスプレイコーナーがあれば、
暮らしはもっと心地よいものになるはずです。
あなたも、自分好みのインテリア雑貨を厳選して
部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか。
伊野 奈緒美
1980年生まれ。福岡を拠点とするフリーライター Naomi.Sping代表。「心地よい暮らし」をテーマに、インテリア・住宅関連・ライフスタイルジャンルで記事執筆多数。また、丁寧な取材をもとにした記事や、「想いを伝える」コピーライティングも手掛ける。
文部科学省後援 リビングスタイリスト1級
カラーコーディネーター2級
リフォームスタイリスト3級
https://naomi-spring.com