韓国インテリアは シンプルでナチュラルな空間づくりが鍵に。家具や小物を際立たせるためにも、部屋をすっきりとさせておくことは大切なポイントです。家具の数をしぼり、雑然とした印象にならないようできるだけモノを減らしておきましょう。

韓国インテリアは、ディスプレイスペースも部屋づくりの重要な要素になります。できるだけ生活感をおさえ、目に触れるモノはデザインや色使いにもこだわりたいところ。特に気をつけたいのが キッチンまわりです。パッケージが合わない生活雑貨や食品ストックなどは、 カゴやボックスなどを使い隠して収納するとインテリアがより素敵に仕上がります。

韓国インテリアをつくるうえで、最も大切にしたいのが「色使い」です。ほかのインテリアテイストに比べても、柔らかな印象の「淡色」を中心にまとめるのが特徴。アイボリーやベージュ、ライトグレーといった優しい色合いでまとめた空間に、小物などで色や柄をプラスすることもあります。

色を取り入れる時には、ほんのりグレイッシュな「くすみカラー」を意識して選ぶと、まとまりのあるおしゃれなインテリアに仕上がります。全体はアイボリーやベージュの淡いグラデーションカラーでまとめ、ファブリックや小物などでくすみカラーをプラスすれば、色を取り入れても幼くならずシックに仕上がります。

韓国インテリアは、淡色でまとめた空間に自然素材をふんだんに取り入れてナチュラル感を演出することも特徴のひとつ。木製家具やラタン家具などを置いて、自然素材そのものの温かみや優しい雰囲気を楽しみます。

置くだけで韓国インテリアのテイストが楽しめるのは、天板が丸いサークルテーブルやラタンチェア。ラタン（籐）とは東南アジアを中心に自生するヤシ科の植物で、おしゃれなアジアンテイストのインテリアにも多く取り入れられる素材です。通気性がよく丈夫、軽量で扱いやすいという特徴から、テーブル・チェア・シェルフなどさまざまな家具が多数つくられています。

韓国インテリアのキーアイテムになるのが、ノスタルジックなレトロ感、ヴィンテージ感のあるインテリア小物たち。後ほどご紹介する韓国カフェをお手本にしたような、おしゃれな小物たちを取り入れて楽しい空間をつくります。シェルフや飾り棚などを使い、フォトジェニックなディスプレイコーナーをつくれば心ときめく楽しい部屋に。

ほかにも、どこか遊び心を感じさせるレトロ＆ヴィンテージなインテリア小物を、ベッドサイドに飾るアイデアも人気です。小さくても部屋のなかに自分の「好き」を集めてつくったディスプレイコーナーがあれば、自宅にいる時間がより心地よく感じられることでしょう。

また、照明選びにも工夫を。消灯している時にも絵になる照明にもこだわれば、韓国インテリアらしさを演出できます。花弁のようなデザインやプリーツデザインのシェードなど、インテリア性のあるテーブルライトのバリエーションは豊富です。インテリア小物とともに飾れば素敵なディスプレイコーナーになりますよ。

韓国インテリアらしさを演出するなら、色味を抑えた「ドライな植物」を飾ってみましょう。マットな質感と自然の色合いが、淡色でつくる韓国インテリアにマッチします。ドライな植物を飾るポイントはこちらです。

おしゃれな部屋にひとつはある、人気のインテリア小物「キャンドル」。韓国インテリアらしさを演出するフォトジェニックなキーアイテムです。いくつかの種類を組み合わせて飾るのも◎。ボンボンキャンドルを飾るポイントはこちらです。

先ほどもご紹介したラタンなど自然素材の雑貨は、部屋に置くだけで自然素材の優しさやぬくもりを感じさせてくれます。 自然素材の雑貨を飾るポイントはこちらです。

淡い色合い、くすみカラーで描かれた現代的なアートが部屋にひとつあるだけで、フォトジェニックなコーナーが完成します。一般的なポスターのほか、布製のファブリックポスターもおしゃれ感を演出してくれるアイテムです。
アートを飾るポイントはこちらです。

ぬくもりを感じるマットな質感の陶器製フラワーベースも、韓国インテリアに欠かせないアイテム。日本ではあまり見られない個性的なデザインが、インテリアに新鮮さをもたらしてくれます。
ドーナツ型フラワーベースを飾るポイントはこちらです。

シャボン玉のようにふわふわとした見た目がキュートなバブル型フラワーベースは、透明感のあるガラス製を選ぶとより華やかな印象に。自然光が入る窓辺のディスプレイにぴったりです。 ガラス製バブル型フラワーベースを飾るポイントはこちらです。